【公文の国語】ズンズンから読解まで 子供を通わせた効果

公文

※過去の2018年記事をリライトしています。

教育ママにとっては基本中の基本とも言える、基礎教育の極み「公文式」。幼児はかならず、ズンズンという運筆運動からはじまります。今日はズンズンはいつまでやるか?幼児のストレス、習慣、読書、読解力を含めて、今日は公文国語のみですが、幼児の公文を総合評価をしたいと思います。

※利用者の個人的な意見、感想であり、提供会社との関係は一切ありません。

公文式を通った結果

公文式の国語を2人の子供は、3歳から始めました。算数はさせていません。(理由は最後に載せてあります)

・息子:3歳から国語を始め、5歳の時点でCⅠⅠを学習中。小学校3年レベル
・娘 :3歳から国語を始め、3歳6か月たった時点で、AⅠⅠを学習中。小学校1年生レベル 
※追加
末っ子:3歳から国語を始め、3歳6か月たった時点で、AⅠⅠを学習中。小学校1年生レベル

公文式の結果だけみると、上記が結果。

そんなことよりも、実際に学力がついているのか?という視点では、私は学力は確実についたと思います。

公文を3歳から習った感想

えんぴつの持ち方

公文はいきなり文字を書かせることはしません。まずは、ズンズンという教材を使って運筆から始めます。このズンズンは、3歳児から公文を始めるのであれば、とても意味のあることだと思います。何度も何度も文字を書く前の、いわゆる準備練習をします。通う公文によっては、筆圧が弱いとずっとズンズンをやらされることもあるようです。

  • ズンズンは賛否両論も。いつまでズンズンやらせるの?!

せっかく公文を習わせたのに、ずっとズンズンをさせられているという状況は、どこの教室に通わせているママ友からも聞く話です。私もその経験者で、本当に「いつまでズンズン?」とイライラします。しかし、このズンズン時期に鉛筆の持ち方はなおったと思います。これは公文の先生によると思いますが、鉛筆の持ち方が悪いと理由でズンズンを続けますと言われました。そして、鉛筆の持ち方はきっちり身についたと思います。

どんな風に進めていくのかを書いています。参考にしてください。
【公文】未就学児が公文を始めた場合の進み方

絵本が読めるようになった

3歳の時は、文字は一つも読めなかった子供達。よく東大生や天才を持つ母親は、1歳、2歳ごろから文字を読めるようになりました、なんて聞きますよね。2人の子供達は公文に通うまで、文字に興味を持ったことはなかったです。なので、文字に興味を持つきっかけを持つことができたのは、公文のおかげだと思います。

  • 本を自分で読む力

公文は、小学一年生レベルをA教材とし、その前に、教材が8Aから2Aまであります。もし公文をさせずに自宅学習させるなら、8Aから6Aの学力しかつかないと思います。それは親が教材を上手に選ぶことも難しいと思いますし、市販の教材にはないものが5Aから2Aにはあるからです。

例えば5Aだと、これから本を一人で読むための訓練ができるのです。

  • 有名な童話を読み込む

私が良いなぁと感じたのは、童話や昔ばなしを自分で音読して読む練習をします。これは、童謡や昔ばなしを読ませるという点も気に入っているのですが、何より3歳、4歳が読みやすい、わかりやすい言葉にして編集してあるのです。

例えば、本屋さんで童話を探しても、子供の年齢によって使う言葉が異なり、なかなか小さな子供には理解しにくいレベルの絵本を選んでしまうことがあります。そのため、公文の童話、昔話のプリントは全部とっておいて、あとから絵本として活用しました。公文の一番最初のレベル8Aでは童謡のプリントです。これも同じように、童謡集として使えるものでした。このプリント学習によって読書を自分でできるようになったと感じています

読解力ではなく抜き出す力がつく

どの親も期待するのが読解力ですよね。読解力はどんな能力なのか?という解釈によりますが、読み解く力はもっともっと訓練する必要があると思います。例えば、「主人公はどんな気持ちだったの?」「どうして思ったの?」などです。これは公文に限らず、未就学児では状況や背景を完全に理解し把握するのは難しいと思います。

公文は、正しく抜き出す力を求めます。そのため、「だれが?」「いつ?」「なにを」「どうして」などを文中に書いてあることを抜き出す力は養われます。他の問題集を解いても、それは完璧に抜き出せる力だと思います。

前者の読解力について、まだ未就学児なのでまだ養ったと言い切れません。しかし、確実に同世代の子供よりは理解できるとおもいます。個人的にはこの読解力は公文でプリント学習する上で、一つ一つどうして?なんだろうと親がフォローして成長させるものだと思います。

机に向かう習慣がつく

これは何よりの成果であり、これからも生きていくことだと思います。我が家は、朝と夜に必ず公文タイムを作っています。先生には、1日1回で良いんですよー。なんて言われているのですが、将来的なことを考えると少しでも朝と夜に勉強することを習慣づけ、大きくなった時にストレスに感じなくできれば思っています

  • 朝と夜の公文のさせ方

とは言っても公文のレベルは先取りさせているので、やはり子供にとっては負担です。5歳の子供が10歳レベルの問題を解くのは至難の業。10歳が書くであろう文字の大きさに合わせた【】内に文字を入れるのも難しいんです。

また急いでも仕方がないと思っているので、朝は先取り、夜は復習(ひらがな)をやらせています。そうさせることによって、「夜の公文は簡単」と思って楽にこなしています。

朝公文

夜公文

・公文を習わせても、宿題をまとめてやらせるのは意味がない

公文を習わせても、宿題をためる、または宿題をやらないで公文に通う子供は、公文をやめた方がマシだと私は思っています。なぜなら、公文を通して「宿題はやらなくても良いもの」と学ばせているだけだからです。公文の醍醐味はなによりも学習の習慣づけです。そこができないのであれば、今すぐやめた方が良いと思います。

私の知り合いのお子さんで公文教室へ行く前に、一生懸命に宿題をやらせていたらしいです。すると、子供が「さっき家で公文大量にやったのに、また教室でも公文をやるの?」と先生に言ったそうです。そのお子さんだけではないですが、結構宿題をためてやらせている親って多いようですね。ここは親が大変でも、絶対に毎日公文をし、宿題をためないこと。一番大事なことだと思います。

なぜ算数はさせないで、国語だけなのか?

国語

国語は、前述したとおり、小さい頃から読解力をつけさせてくれるような教材がなかなかないからです。
例えば、ひらがなの練習であったり、ことばのきまりを学ばせたりする問題集は多いのですが、幼児向けに文章を読ませて答えさせる問題集ってなかなか見つからないです。そのため、公文式は高いだけあってとても活用しがいがありました。

カタカナを学ばせるだけでなく、文章の中のカタカナを読み取らせる工夫がある

算数

一言でいうと、わざわざお金を払ってさせる教材ではないからです。少なくも九九の単元までは市販の教材をさせる、または親が作った教材で足ります。少なくても、B(小学2年生)レベルまでは市販教材で足ります。周りのお友達もだいたい3歳から公文をさせていますが、5歳でレベルAをひたすら繰り返している子が多いです。足し算を完璧に早く解くのに時間がかかっているようです。そうであれば、自分の子供は家庭で足し算の練習をさせれば良いかなと思っています。

我が家では、公文を習っている子に比べると出遅れていますが、5歳になったと同時にたしざん、ひきざんをやりはじめました。5歳6か月を過ぎましたが、今は2桁の計算に苦戦中。また、素早く答えはまだ出せていない状況です。出遅れた理由が、公文の国語で手一杯だったのが正直なところです。

さいごに

いかがでしたか?働きながら公文をさせるのは、本当に大変です。もっと余裕があれば、子供のペースに合わせてやらせることができるのですが、なかなかそうはいきません。朝は、毎日「早く終わらして!集中!」と厳しいことを言って、時間と戦っています。こうすることで、要領よくできるようになったと言いたいところですが、性格なのか「早くして!」といっても「あのさー、」なんて話し出すマイペースな子供達です。でも、公文を今のうちに習って習慣化できたことは、我が家の財産になると思っています。

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