読書できる子になる!
児童書と読み聞かせのバランス

子供を読書家にする秘密

こんにちは、ブログ管理人 英才教育ママの東福育子です。今回は我が家の子供がよく本を読むので、それに対しての工夫を書いてみました。

本好きにする工夫

以前、子供を読書家にする秘訣というシリーズで書かせていただきました。ここには、「どうやったら本が好きになるのか?」の観点で書かせていただきました。

子供を読書家にする秘訣① 図書館に行く時の工夫
子供を読書家にする秘訣② 読書量の見える化
子供を読書家にする秘訣③ お部屋の環境づくり

しかし、今回は本は大好きだけれど、長い絵本が読めない、いつまでも読み聞かせをしないと読んでくれないなどのお子さんがいると思います。私は子供が3,4歳の頃から、その懸念はありました。

本を好きにさせることは環境の工夫でできることですが、自ら難しい本を読んでくれるようになるにはどうすれば良いのだろう?と考えていました

そこで試行錯誤した結果、多くの本を読んでくれるようになったので、シェアしたいと思います。

児童書を読まない理由

読まない理由は、矯正できてないからだと思います。(いっちゃいけないやつ)

これは私の持論になってしまいますが、ある程度の強制力があっても良いんじゃないかと思います。ポンと置いて読むようであれば、親なんていらないですよね。子供が嫌がるから読ませなかったというのであれば、逆に「なぜ読ませようと思ったの?」と思ってしまいます。

子供と話し合いながら、子供と本を選んでいくのが良いと思います。

本を読む時間をつくる、また今週読む本を話し合うなどして、読まざるおえない環境を作っています

また、テレビでよく成功ストーリーのように語られる「親が読んでいる姿を見て、子供も読む」はそんなの信じない。子育てしたことあるんですか?って思い
ます。だいたい、子育て中にゆっくり本を読んでる暇なんてないわ。

この仮説の親が読んでいる姿は、直接的な要因では絶対にないんです。親が読書家であるということは教育パパやママが多い、だからそう育つように仕向けているにすぎないです。
(毒づいていますが、持論です)

ただ、子供が寝静まった後に子供が読む本をぱーっと確認して、話ができるようにはしますがね。。。。

読み聞かせを重視しない

読み聞かせは重要?

読み聞かせは重要だとよく言いますよね。もちろん重要ですよね。子供が文字を読めない間は声が枯れるぐらい読んだと思いますし、文字が読めるようになってからも多くの絵本を読みました。

公文の先生からも、「お母さんの声で読んであげることが大切です。」と何度も言われてきました。

しかし、私はその読み聞かせが重要説に、多大なる支持をしていませんでした。素直にいうことを聞いていなかったんですね。

それは「いつまで?」「なにを?」の情報が抜けていて、その情報を提示してくれる雑誌や先生がなかったんです。その情報なしに考えてしまうと、大人まで読み聞かせれば、もっと良い子育てができるのか?まで議論がいきそうですよね。

この「いつまで?」「なにを」をずっと模索してきました。

様々な子供情報を収集

子供たちにどう読書を自分でしてもらえるようにするかをイメージをつけていきました。

そこで活躍してたのが、本を読んでいる子の情報です。

①御三家に合格するような子は、巌窟王(児童版ではない)を辞書を引きながら、未就学児の時に読んでいるんだと知りました。

■この本に書いてありました。
読むべき本リストもすばらしいのでぜひ参考にしてください。

②芦田愛菜ちゃんは、小さい頃にこんな本を読んでいたんだという情報なども参考にしました。芦田愛菜ちゃんは活字好きというほど本が好きですが、そこまで難しい本を読んでいたわけではなさそうでした。

■まなちゃんが幼少期読んだ本が書いてあります

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③本のレビューでよく読むのですが、児童書などを読み聞かせしている。例えば、5歳の子供にハリーポッターなどの小学低学年から高学年などの読み聞かせを重視しているご家庭のお子さん。

自分の子供はどこをゴールにするかを決めて、逆算して3歳あたりから本を与えました。私は②芦田愛菜ちゃんをモデルに、小学校入る前までには芦田愛菜ちゃんが紹介する児童書を読んでいる状態と考えて本を与えていきました。

読み聞かせは重視しない

ゴールを決めた後に考えたのが、読み聞かせが少し邪魔な存在だったということです。読み聞かせを増やすと、子供が自分で本を読む力を失うのでは?と思いました。そこで、我が家は読み聞かせを必ずたくさんしなければならないなどは思わず、読み聞かせの量を減らして、自分で本を読む時間を作ることに重視しました。

正直、平日子供が家にいて起きてる時間は4時間もないです。取捨選択が必要になったのです。あと、親も忙しい。。。

読書と読み聞かせ

明確な区別が必要

読書する本と読み聞かせの本をきちんとわけることが大事だと思いました。子供って1つOKにすると、他もOKじゃないですか?だから明確な区別が必要だと思いました。

そこで、我が家は毎ページに絵があるいわゆる絵本は読んであげる。どんだけ文字が多くても読んでも良いよとしていました。しかし、本のサイズが小さな児童書は自分で読みなさいといいました。挿絵が入っていても自分で読んで欲しいとしていました。

もちろん、絵本を自分で読むのはOK、ただし児童書を親が読み聞かせるのはなしにしました。

■今読んでいる本
左が5歳、右が6歳

児童書の読み聞かせは絶対にしない

区別を明確にするためと言いながらも、児童書を読み聞かせすることのメリットをずっと考えてきました。そこで結論にいたったのが、児童書の読み聞かせは、絶対にしないということです。

児童書になると絵が減ってきたり、カラーのページが減ってしまいます。その意図は自分で読めるということではないと思うんです。自分で想像して感じるということが一番大事だと思ったからです。

例えば児童書を読み聞かせする時に、抑揚をつけてしまったり、親が感情を出してしまうとそちらの意見につられてしまい、自分の世界観が築けないと思っています。子供が自ら世界を築き、どう感じるかを大事にしてほしいです。

よく本のレビューで見ますが、名作児童書を読み聞かせしましたというレビュー。「いやいやえん」や「エルマーのぼうけん」を読み聞かせするのは、もったいないですよ。

「ハリー・ポッター」を読み聞かせ?
親がそんなに大変なことする必要あるんだろうか。エクスペクト・パトローナム(Expecto patronum)のセリフがママ流になってしまうじゃないですか。

大事なセリフをママ流に染めないで。と言いながら私が読み聞かせするのであれば、椅子になんて座ってられない!!!立ち上がって体を最大限に活用して演技しますがね。。。

くすぺくパトろんナム!

めっちゃ私流ダサいじゃないですか?!

読解力がついていないのであれば急ぐ必要は、まったくないですよね。本が嫌いな子供でもハリーポッターは夢中になって読むんだからと思ってしまいます。
(毒づいていますが、持論です)

親も大変だし、そこまで頑張る必要ない気がします。

「いつまで?」「なにを?」

では、読み聞かせはいつまでするの?ということなんですが、私が思っていることを書かせていただきます。あくまでも「我が家は」です。

未就学児までは絵本

未就学児までは絵本の読み聞かせをしようと思っています。
じゃあ、小学生になったらやらないの?ということなんですが、そう決めたわけではないですが、ここが切り分けだろうなと意識はしています。

また、息子に関しては読み聞かせの時間は、自分が読んでいる児童書に夢中で、「読んどいて。」と言われてしまいます。適した卒業時期なんではないでしょうか?

小学3年生までは図鑑や博学系の本

小学3年生までは、図鑑や博学系の本は読み聞かせしようと思っています。理由は、まだまだ知識が足りず、一人で読んでしまうと知っとくとより理解できる情報を与えることができないからです。例えば政治の本など一人で読ますのはちょっとむずかしいですよね。

我が家では、毎日365日の知識系の本を読んでいるので、それは私がバックグラウンドを説明しながら読み聞かせしています。

しかし、それも。。。息子は「僕が読む!」と親の出番がなくなってきています。

児童書慣れにオススメの本

「きつねの子シリーズ」や「わかったさんシリーズ」は児童書の定番ですが、これらが読めるようになるのは、苦労しなかったなと思います。また、小学1年生用の推薦図書も苦労しないレベルで読めます。5歳の娘でも4歳の時に20分もせずに読んでしまうような簡単さです。

これで児童書読めた!と思わない方が得策だと思います。戦いはこれからです。

子供が読むのに苦労するのが、それ以上の児童書ではないでしょうか?ちょっと量が増えると子供にとって大変と感じるようです。うちの子供たちが児童書に対する難しさを克服したなと思うのが、「くまの子ウーフ」です。

くまの子ウーフ/神沢利子/井上洋介【合計3000円以上で送料無料】

くまの子ウーフは、古い本というのもあって文字も小さいです。簡単な文章ではあるものの文字が小さい。息子も娘も最初、「えー。。。」というかんじでした。まず読もうという気持ちがわかない。しかし、1つ1つ読み終わるので、毎日一話ずつ読むことができるため、思ったよりハードルは低いです。

この本を通して、文字が多くても小さくても、すんなり本を読むようになりました。子供の読まず嫌いのハードルは意外と高いです。児童書慣れにはとても良いと思います。

さいごに

今日はなぜか毒づいてしまいました。しかし自分が違う意見に対して、毒ずくぐらいの芯をもつことは大事だと思っています。そうしないとフラフラして、何がいいのかわからなくなってしまいます。今日私が読み聞かせ派をバンと切ってしまいましたが、読みきかせが必要だと思っていればそれはそれで良いと思います。
自分が決めたこと、こうだと信じたことは、実践するのが良いと考えています。

今回は賛否両論ある読み聞かせについて触れてみました。色んな意見があると思いますが、私はこんなかんじでやっています。

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