こんにちは、英才教育ママの東福育子です。早期教育を意識して子育てをしています。今回は6歳の息子が、年長向けの栄光ゼミナール はじめてのテストを受けてきた話をご紹介させて頂きます。
はじめてのテストの概要
どうして受けたの?
理由は、無料だったからです。栄光ゼミナールに行かせようと思ったことはなく、ただ予定が空いていたという簡単な理由になります。
一言でいうと、絶対に受けた方が良いと思いました。おススメします。おススメの理由はあとに書きます。
子供がテストを受けている間に、保護者は受験についての話を責任者から聞きます。そして、試験が終わると、保護者が子供の隣に座り、一緒に授業を聞くスタイルです。
テスト(国語と算数)
算数:難易度★★☆☆☆
息子は100点でした。
①数を数える問題 ②数字を組み合わせて10にする問題 ③折り紙を切る問題
算数は比較的簡単でした。基本的な10までの足し算ができれば受けることができます。しかし、問題を読む力がないと100点は難しいと思います。大人でもミスをする可能性はあります。
例えば、
ゴムがたくさんあります。チェック☑して 10こずつせんでかこんでかぞえましょう。
この問題はただ数を数えるだけではなく、指示にきちんと従うことが重要です。簡単なんですが、要注意しないと解けない問題がちらほらありました。
就学前のレベルとしてはちょうどいい、難しすぎず、易しすぎない問題でした。
国語:難易度★★★★☆
息子は100点でした。
国語は就学前にしては、長文の問題が出ていると思いました。また、複数の子がつまずく問題が多かったと先生がおっしゃっていました。
実際には文字が読めない子のために、テスト中に問題をみんなで音読したらしく、もし音読がなかったら100点は難しかったのでは?と思います。
例えば、おばあさんからの手紙の部分を線を引きなさいという問いに対して、「おばあさんから手紙が来ました」という文章に線を引いていた子もいたそうです。少しひっかけ問題のようなものも出ていた様子でした。
また、□を穴埋めする問題もありました。公文では補いえない問題であったため、試験を受ける前に問題集で特訓する必要があると思います。
テスト結果
算数は40%以上が100点、平均96点、
国語は30%以上が100点、平均87点、
という高得点でした。
何を示しているかというと、このレベルのテストは100点が当たり前ということです。100点を取れなかった子供たちとは差がなく、少しのミスが点数に響くのだなと思います。
我が家は、頭は人並みですが小さい頃からコツコツ真面目に取り組んできたので、100点という結果に一喜一憂はしていません。ふーんというのが感想。それよりも、3割以上の子供が我が家と同じように、コツコツ取り組んできたという事実に驚いています。
答案用紙は手渡しで返却されるのですが(勧誘を含め)、先生にきつい一言を言われました。私がアンケートに「勉強する時間がない」と書いていると、「お稽古が多いのではありませんか?勉強をする時間がないのではなく、保護者が勉強に取り組める環境を作ってあげてください。皆さん、もっとお勉強されていますから。」
その言葉を息子が横で聞いていて、100点を取っていても「みんなもっと勉強している」という言葉に心動かされ、次の日は自ら計算プリント1枚増やしていました笑。
先生の意見は賛否ありますが、親や子供の気持ちをコントロールしやすいの環境は、塾だなと思いました。
保護者セミナー
辛口にコメントします。
何も得る情報はなかったです。ただ、受験をしないとついていけない時代だとあおったのみのセミナーでした。先生にひたすらあおられて、「入塾しよう!」と思う保護者はあまりにも単純だなと思うほどのあおりです。だいたい、年長から塾のテストに受けに来ている保護者なのだから、あおらなくてもわかる話を永遠と聞かされました。何よりも、ひどいと思ったのはあおりの内容というより、何を伝えたいのか要領を得ないセミナーでした。
私の会社で同じ要領でセミナーをしてしまうと、きちんとアジェンダを考えましょうと先輩に叱られるようなセンスのなさでした。
1つあおりの中で異なるなと思った内容があります。
今の受験は20年前の受験よりも明らかに難しい。例えば、ことわざの問題。
( )の一声
20年前は、( )を埋める問題のみだったのに、現在は( )動物の情報を答える問題が出ますとのことでした。要は、社会などを理解しないと答えられないとのことでした。
20年前の中学受験も( )の動物のみ答えればいい問題なんて出てなかったけれど。。。と。
どこの中学校を対象にお話しているかわかりませんが、難関校は出ないし、簡単な学校は( )のみであっても出るんじゃないでしょうか?
というわけで、保護者セミナーはもうちょっと有益な情報が欲しかったです。また親としては、あおりに左右されない心の強さが必要だと感じました。
解説と体験授業
この体験授業は素晴らしかったです。
授業内容をチェックすることができますし、子供がどこがわかっているかが理解でき、とても良かったと思います。また、自分の子供だけでなく、他の子供の理解度もわかることで、これぐらいの学力があれば大丈夫など指標にできると思いました。
授業内容は ①勉強への姿勢 ②テストの解説と即席問題にチャレンジでした。
①勉強への姿勢
は子供の気持ちを高めて、とても良い刺激になったと思います。基本的なことですが、姿勢を正す、宿題を毎日するなど親が子供に伝えたいことをきっちり先生が伝えてくれました。
②テストの解説
基本的に答えがわかる子に手を挙げさせて、解説に繋げます。ほとんどの子が手を挙げていましたが、たまに間違えることも。その間違えた解答をピックアップして、なぜ間違えたのかという解説もしてくれます。その解説が良くて、間違えが多かった方が良い授業になるのでは?と思いました。
子供の感想
とても楽しく受講したようで、この解説授業の全く同じ内容を家で披露してくれました。また、塾に行きたい!と言っていました。まぁそれが狙いなので、楽しく授業をするという意味では、さすがプロだと感じました。
参加家族の雰囲気
参加家族の情報は書く必要もないのですが、面白いので書きます。
①ブランド物率多い
お受験の延長戦的な服装の子が多かったです。我が家もPOLOをよく買っているので、ブランド物率を高めてますね。
②お父さん参加率多い
兄弟がいるなら夫婦で参加する必要ないのに。。。と思いきや、今や夫婦で塾選びをする時代なんだなと感心しました。我が家は下の子達がかわいそうなので、私と息子の参加でした。また、お父さんが真面目にメモっているのは意外でした。
③3人兄弟率多い
明らかに世間と比べて、3人兄弟率多いです。ということは、3人子供を育てていても、塾に入れる余力がある。もちろん低学年から。という家庭がほとんどだということを感じました。
④幼稚園率多い
これは意外でした。授業が始まる前に、幼稚園か保育園かという話を子供に聞いていました。なんと、息子以外みんな幼稚園でした。。。その理由は全くわからないです。
受講料
さんすう 50分×4回 8400円(税抜き)
こくご 50分×4回 8400円(税抜き)
内訳:月謝6000円+教材費1200円+維持費1200円
※教材費は教材利用開始時にかかる様子です。
テスト費用(ジュニアアタックテスト) 2860円 9月、翌1月
さんすう、こくごは公文のように、別々に受講することができます。
さいごに
正直、栄光ゼミナールはSapixほど難関校狙いの塾じゃないので、大した問題は出ないだろうと思っていました。でも、実際は国語が難しかったことにびっくりしました。それによって、もっと国語の読解をさせた方がいいんだななど、結構方針を決めれらるのが良かったです。まぁ無料ですから、受けられるものは受けた方がよいですよね。
応援よろしくお願いいたします!
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