こんにちは、ブログ管理人 英才教育ママの東福育子です。
今回は公文の効果、3年後の今どうなのかをお話したいと思います。。2年前に通った効果として記事に書かせていただきました。その時は実際には読解力がついたというよりは、宿題を毎日する習慣や本を読むようになったというお話をさせて頂き、3歳では大満足の結果でした。そして3年後公文で身に着けた学力がどう効果として表れているかをお話したいと思います。
公文を3歳で始めた時にすぐ出た効果
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公文式を通った効果 3年後Ver
公文式の国語を3人の子供は、3歳から始めました。
・息子:5歳頃、D(小学4年生レベル)時点で退会、全国統一小学生テスト偏差値60以上
・娘:4歳頃、BII(小学2年生レベル)時点で退会、全国統一小学生テスト100点
・末っ子:3歳から国語を始め、6か月たった時点で、AIを学習中。小学校1年生レベル
この結果だけ見ると、「公文ってすごい!」となるかもしれません。確かに公文で基礎中の基礎は徹底的に詰め込めたと思い感謝しています。しかし、「公文ってすごい!」はやはり宿題をきちんとこなす習慣が身につくのが何よりも素晴らしいと思います。では他に何が身についているのかを詳しくお話してみます。
なぜ退会したのか?
まずなぜ途中で退会したのか?という話からさせて頂きます。
子供たちはみな「3学年先以上学習」をしていたわけですが、それに価値を感じなくなったからです。公文自体の教材は今でも素晴らしいと感じていますが、「3学年先以上学習」という概念から離れて子供の読解力に向き合いたいと感じました。3学年以上先を学習させたところで、学校生活も送っていない子に年相応の文献が与えられるわけでもなく、無理をさせていると感じました。宿題の時間を年相応のお勉強に当てた方が良いと思いました。やめどきを感じた瞬間です。
子供も公文と合わなかったわけでも、これからDでがんばろうと思っているところだったので、ケーキのプレートに「公文卒業おめでとう」と書き、公文を退会しました。
理由が公文と合わないわけでもなかったので、また年齢が大きくなったら、再開しようかなと考えています。
詳しくは一番下にブログとしてご紹介しています。
公文のおかげで身についた力
文章を抜き出す力
低学年の間は、公文は特殊なことをするわけではありません。ただただ文章と向き合って文章から質問の答えを探す必要があります。大人にとっては簡単なことですが、子供にとってはとても難しい作業でした。この訓練をしていると、どの問題集、または公開テストで文章を抜き出す必要があっても、この部分の点数はとれます。
一方で息子は低学年までしか公文を完璧にこなしていないので、または公文の影響で?、早稲田アカデミーのチャレンジテストや全国統一小学生テストで出てくる心情理解は不得意で間違えてきます。相手の立場にたつような「なぜ母はそう思ったのか?なぜウサギはそう思ったのは?」という質問に対し、文章中に答えがなければ答えられません。想像の世界です。ただ息子が間違えるところは、どの子も間違えているので、公文関係なく難しい問いなので、これからです。
しかし抜き出す力は宝物だと思っています。この力のおかげで国語は安定の偏差値、点数がとれているわけですので、子供が自信を持てていると思います。
漢字を適当に読む力
以前ブログに漢字を先取りしても覚えていないしあまり意味のないことだったというお話をしたと思います。そうなんです、先取りしても覚えていないんですよね。ああ、こんなことに時間をかけてしまった!なんて公文を退会した後に思っていました。それは私が先生の言うことを聞いていなかったからです。
公文の先生には、「漢字は見て書けるぐらいでいいですよ。読めれば合格。忘れるしね。」なんておっしゃっており、私は「え?意味ないんじゃないの?それって3学年先に進ませたいだけの誤魔化しじゃぁ。」なんて思って信じていませんでした。そして、公文の漢字を完璧にきちんと学習させました。しかし、小さい子供にとっては覚えるのも大変、忘れるのも大変なのです。こんなのもうやってられない!匙をなげましたね。
しかし、公文を退会すると意外にも「意味がないことなんてない」と実感させられました。ルビのない本をサラッと読む。などです。ルビのない本を私に漢字の読みを聞かずに読んでいるので、怪しいなぁとチェックするのです。すると3年生ぐらいの漢字を読めなくても漢字の意味を知っているので、「こういうことなんでしょ。」と正しく理解していることが多かったです。漢字に抵抗がないことは明らかでした。
公文は公文のペースでどんどん漢字が進んでいくので、親子共々非常に苦戦した印象がありますが、漢字に小さい頃から慣れたという点では通わせて良かったと思います。
読書力
公文に一番感謝したいことは、もう読書力につきるのではないでしょうか。それも、小さい頃から通ったというところがポイントになっていると思います。
まぁ公文じゃなくても読書する習慣はつけられるとは思います。しかし、公文が名作をきっちり選んでくるところは、親にはできないことだと思います。公文では推薦図書リストが配られていますが、偏っていないリストなので様々なジャンルから本を読むことができます。そうなると、子供の興味も広がり、子供ってこんなことに興味があるんだなんて発見もありました。男女の差で本の好みも偏ってしまいがちですが、息子は嫌々ながら「こまったさんのスパゲッティ」を読んでいましたね。でも読んでいる時、爆笑していたので、公文のリスト通り読ませて良かったなと思います。
じゃあ、公文の推薦図書リストを活用すれば公文に通わなくても良い?という解釈もできます。とっても利口で賢い子ならそれで良いと思います。しかし、公文では推薦図書一覧から公文の読解問題が出るので、何度も読み込むことができ、定着しやすいと思いました。また、文章の途中で終わるので、知りたくて続きを読みたくなるのです。そこで図書館で急いで借りて読んでいたりしました。私も中学校から公文をし始めたのですが、英語の本を途中で教材上では終わらせるので、本屋で探したことがあります。
豆知識がつく
私は公文5枚組の最初のページを子供に読み聞かせることが好きでした。売る覚えではありますが、温故知新の意味であったり、エジソンの名言であったり、南極・北極などコラム的なものがたくさん載っていました。そのため、子供が興味を持ちそうな社会常識が身についたというのは感謝しています。
辞めて1年以上は経っていますが、「これ公文でやったよね!」と子供が言っています。
今後どうするか
実は小学1年生になった息子を、再度公文に通わせようと思っています。さすがにBII(小学2年生レベル)までの範囲は完璧にできるなと感じているので、C(小学3年生レベル)からかなと思っています。Cも基本的には抜き出す力を鍛えていきますが、Cは二文を使って文章を構成し、文章から抜き出し力を鍛えます。今息子がハイレべ、最レべ、トップクラス問題集の小学1年生では鍛えられない力だなと思います。そのため、公文に戻って先取りをしようと思っているところです。
さいごに
公文は賛否両論あり、公文をいつからはじめるの?公文を辞めたいなど様々なことが議論されていますが、自分の子供と向き合い、子供に合ったタイミングではじめる、合ったタイミングでやめるのが一番だと思います。しかし、公文で毎日宿題をしないから辞めるなどの諦めは、今後の人生に響くと私は思っているので、そういう理由では辞めさせることは賛成できません。
公文を3歳で始めた時にすぐ出た効果
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公文の進度で遅い、早いの理由
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公文をやめた理由
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