公文算数って意味あるかしら?算数の早期教育は公文でなくて良い。【公文算数のデメリット】

公文
こんにちは、英才教育ママの東福育子です。早期教育を意識して子育てをしています。私は、公文の算数はお金の無駄としか思ってません。親が把握できる学年の頃は、公文の算数は贅沢です。その理由をご紹介致します。

公文算数の特徴(デメリット)

工夫したものがない

工夫したものが1つもないです。これは言い切っても良いと思います。公文は、基本計算問題です。文章題もところどころありますが、極小です。
計算問題に工夫を求めるのは変かもしれません。計算問題は、やはり単なる計算問題にすぎないのです。

公文算数をすると計算力がつく?

そんな公文は、魔法の教材なのか?魔法ではないです。大量の問題をこなしてきた子供達の努力です。公文算数=計算力では決してありません

宿題を出してくれる先生

公文算数の良いところはたった一つ。宿題を定期的に出してくれるところです。また、時間も計ってくれるので、親の手間は省けます。まぁ、学校に一人や二人いる熱心な先生と思えばわかりやすいのではないでしょうか。

公文算数をやらなくて良い理由

市販の教材で十分

算数は、足し算、引き算、かけ算、割り算までは、市販の教材で十分です。公文算数が気になるなら、ホームページで進度を確認するか、教材を教室でチェックしてみてください。市販教材と公文教材に差異がないことがわかります。

公文に甘えては駄目

私は公文算数の落とし穴が、公文算数を習って安心してしまうところです。計算の速度が速くなったけど、それで他の問題が解けますか?
文章題はもちろんのこと、計算問題には様々な問題があります。一瞬で式の構成を理解し解ける力が、他の計算問題にも必要です。公文ばかり解くのではなく、他の計算問題も解く必要があります。

丸暗記の弊害

公文算数の教材は、丸暗記が簡単です。とりあえずそのプリントで何をすれば良いか理解すれば、あとは丸暗記マシーンの登場です。
丸暗記をすることは悪いことではないですが、なぜ足すのか、なぜ引くのか、なぜかけるのか、深く考えずに、公文算数は先取りさせます。それがのちのち困る結果になるのです。
例えば、
□小学校1年生の問題①
10個ボールが入ってる袋が10個と袋に入っていないボールが7個あります。全部でボールはいくつありますか?
★公文先生の教え方
これはかけ算使うと楽だよ。10×10+7
そう教えなくても、ひたすら繰り返し同じ問題を解くので、覚えてしまうのです。
★普通の教え方
10個入った袋を絵に書いて、数えてみよう。
□小学校1年生の問題②
12個のアメを3個ずつ配ると、何人にアメを配ることができますか?
★公文先生の教え方
12÷3=4
公文はどんどん先に進んでしまうので、小学1年生の範囲であっても割り算を使ってしまうことができてしまいます。
★普通の教え方
12個を書いて3個ずつ配ってみよう。例えば、
3+3+3+3=12
小学1年生の時期は、足す引くがどういう構成で成り立っているのかをきちんと勉強することが大事です。公文の教え方をされてしまうと、何が起こるのか?
頭で図をかけない子になってしまい、実際に何が起こっているのかを把握できないのです。のちのち中学受験をする子は苦しめらると思いますが、線分図や面積図など図を書く能力が描けるか、描けないかで差が出ます
そのため、上記の問題でも要領の良い子は、10個のボールが入った袋が10個と聞いた瞬間、100と答えます。でも、どう説いたのか確認しないと、のちのち困ります。私は子供がそう答えた時に、「じゃあ、袋が9個の場合は?」と聞く、または面倒くさくても、足し算の式を書かせます。

さいごに

いかがでしたか?公文算数は贅沢な習い事だと思います。私は公文算数は、オススメしません。もちろん個人の見解なので、書店で様々な問題集も見た上で、公文で足りるとなれば習うのも手ですし、問題集で充分と思われるかもしれません。個人的には市販の教材などをしっかりこなすほうが、後々の力になると思っています。

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