こんにちは、ブログ管理人 英才教育ママの東福育子です。早期教育を意識して子育てをしています。今日は、公文算数とそろばん、はじめるならどっち?という観点でご紹介したいと思います。
公文算数とそろばん
公文算数もそろばんも、計算力がつくことを目的として学習します。未就学児やもしくは小学1年生に入った時点でどちらかを習わせようとした場合、どちらが良いの?どちらの方が効率が良くて効果があるの?という疑問があると思います。
私は、子供たちにはそろばんを自宅で教え、学生時代は公文で子供に教えていました。その経験からお話させて頂きます。公文算数とそろばん、迷っている方がなんとなく決めてしまうと後悔する結果になりかねないので、ご参考にしてください。
どう子供たちにそろばんを教えているかはこちらの記事からどうぞ!
公文算数
暗記と繰り返し
公文算数は、第一ステップとして暗記をすることが目的となります。公文算数はどうやって計算力をつけるのですか?と先生に聞くと、最初はあいまいに答えられるのですが、辿り着く答えは暗記です。
同じ単元に、何度も何度もまったく同じ問題が出てきます。また似た法則の問題も何度も出てきます。暗記というと、計算に暗記?という漠然とした理解しかできないと思います。しかし、「9+8=17」と覚えてしまうぐらい繰り返しやるのが公文なのです。そのため、計算ミスが少なくなるのが特徴です。まぁ暗記なのですからね。
中学受験の方々が準備するのは、インド式かのように九九を20×20まで暗記、もしくはそれ以上、暗記されますよね。その前段階の暗記です。
これは確実にいえます、公文の計算は暗記です。
ひっ算は頭で計算
ひっ算は、公文では頭の中で計算することを指導されます。ようは、繰り上がり、繰り下がりの数字を書き込まないです。頭の中で計算するように指導します。計算は頭の中でさせることが、頭を賢くさせるコツなので、公文の指導は、そろばんと似ていると思います。そろばんは、珠を頭にイメージさせ計算させる右脳を使っているとしたら、公文算数は、数字を頭の中で計算させる左脳を使っていると思います。これは、暗記+暗記でひっ算をさせています。
学年に沿ったステップ
公文は、学年に沿ったステップで学習を進めることができます。1年生は足し算、引き算、2年生は九九、3年生は小数、分数というように、カリキュラムがしっかりしています。そのため、親が不安になることもなく、先取りを進めることができます。どのくもんの先生でも進め方が同じなのは、とても安心ですよね。
そろばん
頭の中でイメージ
そろばんは有名ですが、頭の中で珠をイメージさせて暗算します。そのため、最初から暗算をさせるのではなく、だいたい6か月ぐらいはそろばんをはじく練習となります。そのそろばんをはじく行為が完璧でないと、頭の中で珠をはじくことができず、暗算ができないからです。そろばんの先生いわく、暗算をきちんとイメージできるようになるのは、子供によってかなりの差があるとのことです。テレビでよく特集されているミラクル暗算チルドレンが、全員に起こるわけでもないことが伺えます。
公文と大きく異なるところは、暗記ではないところです。頭の中でイメージができ、パラパラ漫画のように珠を動かすことができるので、フラッシュ暗算も簡単なわけです。また、桁がどれだけ増えても、素早く計算ができるのは、そろばんの特徴です。
現に、息子は小学2年生レベルのB教材終了テストを行った結果は、4分以内という驚異のスピードでした。
□スピードは5分以内に入っていましたが、3割間違えていたので2郡でした
暗算のミスは多い
暗記の公文と異なり、圧倒的に不利なこと。それはミスが多いことです。我が子だけかと思いきや、暗算をしている母親が口を揃えて言います。「早ければ良いものじゃない。ミスが多い。」先ほどのB教材終了テストを行った結果も3割がミスでした。小さい子であればミスが目立つのではないでしょうか?
ミスといっても、共通するミスが目立ちます。例えば、
桁を間違えるミス
67+7= 137 70+20=72
など親からすると考えられないミスをします。それは、おそらく珠を想像する際、10の位と一の位の位置を間違えて計算してしまっているのです。このミスはそろばんでも目立つミスです。
5を忘れるミス
65+4=64 67+1=63
そろばんは、5の珠と1の珠の4つの構成です。ということは、5を入れるのを忘れるミスをしやすいです。この計算ミスをする時点でイメージ自体に5を入れるのを忘れてしまっているのです。
桁が増えても自由自在
桁が増えても、そんなに練習をしなくても対応することができます。それは2桁でも5桁でも頭の中のイメージは変わらないからです。しかし、桁が増えたところで、学校の算数に結びつくことはあまりないと思います。例えば、分数や因数分解などの訓練はまた別途行う必要があるののがそろばんだと思います。そろばんは、ただ計算をしているだけなのです。レストランで食べたものを足し算することも、あまり苦なく足しています。
□頭の中で足し算
結局どっちがいいの?
天才タイプはそろばんです。凡人タイプは公文算数で良いと思います。天才タイプは頭でイメージすることも容易にできると思いますし、その他カリキュラムがなくても別途自分で勉強することが可能だからです。また、やはりフラッシュ暗算なども習得しやすいと思います。そろばんをやっていて、結局公文に通っている、並行して行っているという方は非常に多いです。なぜなら、そろばんではカバーできない部分があるからです。
凡人タイプは、暗記をして計算する方がミスも少なくなるし、安全だからです。フラッシュ計算が学校の問題に出るわけでも、5桁の計算が出るわけでもないのですから、特殊なことを望まないのであれば、公文算数で良いのではないでしょうか?しかし、公文算数にお金を払うのってちょっともったいない気がしますよね?その理由は、公文算数って意味あるかしら?算数の早期教育は公文でなくて良い。【公文算数のデメリット】に書いています。
別の言い方だと、そろばんは天才を育てたい方向け、公文は学校の成績を上げたい方向けだと思います。
そろばんを習った息子
ちょこちょこ記載させて頂きましたが、そろばんを始めて1年ほどたちました。そこで今の状況を簡単に記載させて頂きます。
・フラッシュ暗算 1桁×10口 1秒間隔 5問中4問はだいたい正解
・ひっ算は、計算ミスが多い
・計算は、公文児童よりは確実に早い
計算ミスが多いので、ゆっくり解けという話はしていますが、なかなか改善しませんね。息子は天才タイプではないので、テレビに出てくるようなフラッシュ暗算などはできません。そのため、中途半端にならないか?ということが心配です。
その心配をきっかけに、公文を意識するようになりました。公文の子は1日何問解いているのだろうと計算したところ、B教材の足し算繰り上がり繰り下がりで1日5枚の場合、100問解いているのです。そこで、1週間1日100問解かせてみました。すると今現在、2日連続全問正解するようになりました。そのため、そろばんだとミスが多いと言っていましたが、公文並みに解くとミスは減るとわかりました。
さいごに
いかがでしたか?あえてどっちが良いという結論を書きませんでした。それは人の目的にもよるし、子供にもよるからです。子供のミスが多いのであれば、そろばんを習わせた意味があったのか?と疑問に思うでしょう。しかし、ミスが多いのは、成長と共に減るので、まだまだ結論を出しにくいのが現状です。
応援よろしくお願いいたします!
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