【中学受験】学校の勉強は意味がない?学校のテストは100点であるべき理由

中学受験

こんにちは、英才教育ママです。今日は学校のお勉強と中学受験の両立という観点で、学校のお勉強をどうとらえるかをお話したいと思います。

疑問
疑問

・学校のテストって意味ない。
・学校の勉強は意味がない?塾の勉強を優先。
・学校のテストはできるのに、なぜ模試はできないの?

学校のテストと中学受験

学校のテストは意味がないは危険

学校のテストは意味がないととらえるのは危険です。私自身も学校の宿題やテストの内容を見ても、「もう少し難しいお勉強をして欲しいな」と思うことがあります。しかし、学校のテストこそ基礎固めができているかを確認できる良いツールだと思います。公立の場合、特に基礎を固めるためにはとても重要な場であるため、前向きに取り組む必要があります。

余談ですが、塾講師時代、公立で浪人をしてしまう方はあきらかに勉強不足でしたが、私立で浪人をしてしまう方は基礎固めができていないことが多いです。それは私立が先取り授業をするため基礎に時間を費やしていない結果です。

学校のテストはできているのに?

では真面目に学校のお勉強を取り組んだとしましょう。そこでよく聞こえてくるのが、「学校のテストはできているのに、なぜ模試や塾の成績は悪いのか?」という話です。私はこの「学校のテストはできているのに?」という視点も、私が思う「学校のテストができている」とは、レベルと違うのではと考えています。私が思う学校のテストができているは、100%できているです。しかし、塾の成績が悪い、全国統一テストの偏差値が50を切ってしまったなどいう事実がある方は、100%できず、80%-90%をできていると言っていることはありませんか?よくよく聞いてみると100%のできているではありません。

ということは基礎を教えてくれる学校で80%-90%のできであれば、その上に応用である塾の勉強を積んだところで崩れる箇所はありますよね。基礎は必ず押さえることはとても大切です。

学校のテストは100点であるべき理由

「学校のテストは100点であるべき」と我が家では伝えています。学校のテストは100点をとることと約束したきっかけは、President FAMILYで難関校に受かった子の母親の育児法にさらっと、「学校のテストは100点と約束した」と書かれていたことです。

理由1:公立は基礎を学ぶ場

公立小学校は基礎を学ぶ場です。公立だからといって、学校の勉強は簡単だからとか意味がないなど、私立との進行の差を気にする必要はありません。公立であるからこそ、基礎がゆっくり学べて、基礎だけは自信があるという基礎が固まっている強さを自信に思うべきです。しかし基礎が完璧にこなすことで、先取りや塾学習を重点的に行っている子など、基礎を疎かにしている集団よりも要領よく勉強することができます。先取りなどで基礎を疎かにし勉強していると、のちのち復習するために戻る必要があるため大変です。基礎を完璧にこなすことで、きちんと地盤を固めましょう。

理由2:中学受験をする

中学受験をするのであれば、絶対に小学校のテストは100点であることが条件です。その理由は、塾に行かすことにありました。もし受験をするなら塾に行きます。中学受験用の塾に行くわけであり、学校の補佐用の塾に行くわけではないんです。最低条件として、学校のテストが100点でない者が、中学受験に挑むのは場違いだからです。難関校であれば基礎問題はほぼ出ないですが、中堅校であれば基礎プラスアルファ問題が出ます。その問題を落とすなどはもっての他と言ってよいほど、熾烈な戦いです。学校のテストで20点、30点落としてしまうようでは戦っていけないです。

[word_balloon id=”3″ size=”M” position=”R” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”true” balloon=”tail” balloon_shadow=”true” balloon_full_width=”true” font_color=”#000000″ bg_color=”#ededc7″]小学校の教科書にプラスアルファの形で、斉藤孝さんが作っています。
良い教材なのでおススメです。[/word_balloon]

100点ルールは賢くなくても適用すべき?

それって賢い子だからよね

それは賢い子だから100点であるべきというルールが通用すると思いがちです。しかし、賢い賢くない関係なく適用すべきだと思います。

例えば、学校のテストはできるのに、塾のテストは良くないという方は、本当に学校のテストが100%であるかを見直すと良いと思います。

我が家には勉強する子としない子がいますが、二人に適用します。なぜ100点であるべきルールを勉強する子には当てはめて、しない子には当てはめないのかという点で、当てはめないのはおかしいです。勉強が嫌いな子であっても上記に書いた理由や親の思いは同じです。公立小学校の勉強に困るようであれば、将来本人の願うような幸せを掴めないかもしれないです。そのため、勉強をしない子にも同じように100点であるべきと伝えました。

もし100点を取るべきというルールにプレッシャーなどを感じるなど不安要素があるのであれば、中学受験をさせるかを見直した方が良いかもしれません。本来中学受験の方がもっと高度なことを求められますので、基礎ができていないのに+アルファの勉強をさせることは、子供にとって負担だと思います。

英才教育ママの家庭

学校の勉強は意味ないは禁物

就学前から子供達には「小学校では100点が当たり前。」「100点でなかった場合、今の倍勉強する必要がある。」などなど伝えてきました。これを聞くとすごいプレッシャーだなと思われる方もいらっしゃると思います。正直、プレッシャーだと思いますよ。

100点を目指してテストを受けていると、ミスをしてしまったとか、字が汚いとかで✖にされたことはありません。なぜなら、本人は100点を取りたいから見直しをたくさんし、字も何度も書き直した様子がうかがえます。多少字がいびつでも何度も消した跡を見たら、先生も✖にする気にはなれないでしょう。

よく通知表は「よくできました」は取れないと言いますが、息子は算数、国語、99%満点の状態ですので、全部で6観点全て「よくできました」を取ってきました。下げようがないです。

同時に学校の勉強がいかに大切かを伝えてきました。そのため、次の日が漢字のテストであって、うちの子は完璧であっても一緒に全部の漢字を見直ししています。

プレッシャーについて

学校は1日に1回のペースでテストがあるように思います。結果、1回の60点という点数以外、全て100点を取っています。算数は満点しかとったことがないです。学校で60点を取って帰ってきた日落ち込んで帰ってきました。また「ママに怒られると思った?」と聞いたところ、「思った」と言っていました。やはりプレッシャーだったのでしょう。それを懸念している家庭も多いですよね。子供として当たり前の感情ですよね。その60点は送り仮名を書くべき漢字のテストを、そういうものだとは知らず、「入る」を「入」のみで書いてしまったものが複数ありました。問題の解き方がわかっていなかったんでしょう。

私は怒りはしませんでしたが、「普段から色んなミスをしたり字が汚くて、いつも80点ぐらいの子には印象に残らない間違えだね。初めて60点を取ったからこそ、送り仮名を書き忘れることは絶対にこれからしないよね。」と言いました。その後、彼自身がセロハンテープで壁にそのテストを貼りました。もう2度と同じ間違えをしないと決意してました。

学校のサポート

学校側は、息子のテスト結果を見ても、「この子は先取りをしている」「お母さんは熱心」言葉を交わしていなくてもわかるものだと思います。実は60点を取った日に、息子は先生に個別に呼ばれてサポートされたそうです。「今日のテストどこがわからなかったの?落ち込んでない?」と声をかけてくださったそうです。うちの息子はなぜ✖にされたかわからなかったようで、先生が自ら説明をしてくれたのは有難かったです。そういうサポートが受けられるのも、いつも100点を取っているから受けられたと思います。

ここまでの話を正直ベースでお話していますが、なんだかかわいそうと思われたんではないでしょうか?

でも意外と学校とのコラボレーションで上手いこと回っている様子です。実際公立小学校であっても厳しいようです。基本的に100点じゃないテストに対しては、その場で直しをしなければ昼休み遊べないことになっています。また、ひらがな、カタカナなどのテストは100点を取るまで、昼休みは遊べなかったそうです。そのため、賢い子だけが昼休み遊んでいるという状況もあるようですよ。息子に聞いたら、「100点は3人だけだったから、3人で遊んでる。」とこれまたいつも同じメンバーのようです。

この様子を教員であるママ友に話しました。地域にもよるらしいですが、学力格差をなくすために「昼休みに間違えを正す、再テストをする」先生も多いようです。訂正などを家庭での宿題にすると、フォローできない家庭も少なくありませんので、こういった指導が受けられるのは良いと思います。他校だと、あまりにもできない子は1年生から補習もある様子です。息子の通う学校は昼休み指導で足りているのかもしれません。

テストで100点じゃないと昼休みの時間が少なくなるので、そりゃ本人の遊びのためにも100点を取るべきですよね。私はそう思います。最近は100点の直しがあるお友達をお手伝いすることも多いようです。

学校のテストであっても100点は栄光

私は学校のテストは全てファイルに取っています。(購入した問題集はスキャンしてポイなくせに)それは子供の頑張った成果だからです。学校のテストは100点と言っている母親にとって、正直学校のテストなんて参考にならないし、もうファイリングはやめようと思ってはいました。

そんな話を息子としたことはありませんでしたが、息子が学校から帰ってくるなり、「お友達はみんなね、テストをね、ママが見たらママが捨てちゃうんだって。僕のってとってあるよね?」と言われました。ファイリングが間に合っていない1か月分がありドキッとしましたが、息子に見せました。するとその日の夜、「テスト全部取っててくれたんだね。ありがとう。」と言われました。それからそのファイルを時々見返しています。ちょっとでも心の支えになっていると良いなと思います。娘はそれを見て羨ましいと思ったのか、ファイリングしてもらえることは楽しみにしています。そのため、特別可愛いファイルを買いましたね💦

さいごに

いかがでしたか?学校の勉強が意味がない、学校のテストが意味がないと思わず、最も大切なものとして取り組みましょう。そして、学校のテストはできるのにという方は、本当に100%できているかを見直しましょう。

 

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験 2026年度(本人・親)へ
にほんブログ村

【読解力?】公文国語の効果 3年後の学力
【公文の国語】ズンズンから読解まで 子供を通わせた効果
公文だけはダメ!使ってる国語問題集をご紹介!
【新一年生の必需品】入学して便利だったもの/買いなおしたもの

コメント

タイトルとURLをコピーしました