こんにちは、ブログ管理人 英才教育ママの東福育子です。今日は保育園児や幼稚園児など幼児に対し、何歳からお稽古を始めたかをご紹介します。今回は、ピアノ編です。幼児のお稽古や小学校入学前準備をいつから始めたかの参考にしていただければと思います。
なぜピアノを習い始めたか
我が家はプロを目指すわけでもなく、なんとなくピアノを習わせた部類です。多分親の考えによると思うのですが、私自身ピアノを習っていなかったので、音符もちゃんと読めないし、何か楽器を学ぼうと思ってもきっかけがなかったのです。一方で主人はピアノを習っていたので、熱心ではなかったですが、管楽器などの吹奏楽部に入ったこともあったそうです。
やはり何かのきっかけ、自分が楽しめるものへの第1歩としてピアノは適していると思いました。
そして余談ですが、私自身小学校から私立の学校に行き、大学は慶應義塾大学、就職先も大手でしたので、ピアノができないというのは少数派になります。学歴が良い人達は何かしらピアノなどの習い事を習っておくと、コンプレックスはなくなると思います。
ピアノは習って良かったと思っています。他の何よりも頑張った分だけ自分自身が上手になっていくのがわかります。そのため、子供たちも発表会が終わった後は、「がんばってよかったー」なんて言っています。
始めた時期:3歳5か月頃
3歳ちょうどに始めたというよりは、3歳の真ん中あたりから始めました。3歳になって3歳3か月ぐらいに公文をはじめ、ひらがなが読めるようになった頃でした。ピアノは教科書をよく使うので、ひらがなが読めないと先生も教えにくいし、進みが悪いだろうなと思ったからです。そしてその予想はあたりました。先生は子供向けに工夫してくれましたが、習ったことを丁寧に教科書に書き込んでくれる先生でしたので、子供はひらがなを読めて理解が深まったと思います。
しかし、ピアノ教室の他のお子さんを見ていると、熱心な家庭はだいたい3歳になったと同時に始めているなぁと思います。
また、一方で小さい頃は飲み込みを遅いので、プロを目指さない限り、3歳、4歳の差は、どうってことないと考える方も多いようです。私もその意見には、賛成です。実際小学1年生から始めた方が飲み込みが早く、すぐ上達するのは確かです。
しかし、1年生になった時点でもちろん差は出てくるので、学年ごとのピアノの発表会などでは、少しレベルが低いなぁと感じるかもしれません。
1曲がひけるまで
片手でひける
どのぐらい習えば、1曲がひけるのか?これはピアノの世界では、先生のやり方や発表会のタイミングによって異なると思います。
弾くために準備すれば、1か月で片手なら形になると思います。息子の時は、習い始めてから1年経って発表会に出場しました。その発表会に出るまでは、ずっと1曲弾けるのか弾けないのかも、よくわからない状況でした。目的に向かって練習することもなかったです。
しかし、娘の時は習って3か月で発表会のタイミングだったので、すぐに1曲が弾けるように練習しました。結果、弾けるようにはなりましたが、親が大変でした。例えばド、レ、ミがどれかもわからない状況で間違えたことを指摘しないといけないので、「今のはミだよ」なんて言っても伝わらないです。
両手で弾ける
これは先生によると思います。お友達の発表会にいくと、「ピアノを始めて3か月…」といって両手で弾き始める子もいます。
両手といっても、いっぺんに両手ではなく右手の次に左手という意味では、1回目の発表会から練習しました。同時に弾く曲は、2回目の発表会から選びました。両手といっても、最後の盛り上がるところだけ、両手とか…
曲の最初から最後まで、完璧に両手で弾く曲はピアノを始めて2年経ったぐらいからです。その曲を始める前は、本当にできるの?とも思いましたが、ピアノは暗記なんだなと感じました。そのため、何歳であっても、上手下手関係なく、暗記すればできるんだと思います。
□習い始めて2年
発表会には出た方がいい
発表会には定期的に出た方が良いです。定期的に出るということは、発表会代もかかるわけですが、発表会に出ないとやはり上達しないです。子供も発表会のために頑張っているところはあると思います。
特に我が家は共働き家庭なので、ピアノの自宅練習はほとんど行っていませんでした。1か月に1度練習すれば良いところです。そうなると、ピアノを習得しているというよりは、ピアノのレッスンに無駄な投資をすることになります。親のやる気という意味で、ピアノの発表会は大きな目的になると思います。
我が家の場合、発表会に定期的に出ることで、とても上達しました。といっても大したレベルではないですが、3歳、4歳の頃は発表会さえ出なかったので、「ああ、もっと出とけばよかった!」と後悔しています。
おススメの発表会 ピティナ
文部科学省後援のピティナという音楽団体があります。ピティナはコンクールの他に、ピティナステップという評価テストの場をやっています。子供のレベルに合わせて、試験を受けていくものです。
□ピティナパスポート
発表の評価をピティナパスボートに記録していきます。
「導入」から始まり、「基礎」「応用」「発展」とステップアップしていきます。評価と言われると、とても難しいのですが、我が家にとっては発表会ですね。子供なので、そんな厳しい評価をつけられることはありません。しかしコメントも併せてもらえるので、できていない点は参考になり、また上達します。5歳の子はピティナを定期的に受けることで、とても上達したと思います。
□結果
3人の先生に評価される
我が家の練習量
発表会には出た方が良いとおススメしておきながら、練習量は本当に少ないです…我が家は4か月に一度発表会に出てているのですが、練習は週1回20分程度です。でもこれでも大きな成果なんです。発表会に出ていない時は、1か月に1度だったので、大きな成果…ですよね…(お父さんの今年の目標だし頑張って!→2019年の目標)
ピアノは買った方が良い
ピアノは絶対買った方が良いです。我が家は最初キーボード(おもちゃのような電子ピアノ)しか家にはありませんでした。先生には「ピアノで練習した方が上手になりますよ」と言われ続けました。本人に問題があるのではなく、「キーボードに触らるのに慣れていると、ピアノを押す力より弱くなるので、音が小さいんです」と何度も言われました。発表会の前に練習すべきなのに、キーボードしかない。キーボードは触らせるな。そんな状況なので、ピアノのレンタルスタジオに通いました。
結局、ピアノの中古を買いました。40万円ぐらいしました…一番安くて20万円ぐらいだっと思います。プロを目指すわけでもないのに、買う必要ある?と何度も悩みました。
しかし、結果ピアノは買ってよかったと満足しています。ピアノを習っているのに、自宅にピアノがないのは、サッカーを習っているのにサッカーボールを持っていないのと同じだと思います。子供の曲が難しくなるにつれて、音の幅もそうですが、キーボードでは対応できなくなるんです。
迷っている方がいれば、使わなくなったらピアノを売ればいいという気持ちで買ってみてください。
ちなみに、よくマンションではピアノはうるさいとのことで、電子ピアノを買う人がいます。でも今はピアノに消音機、防音機をつけることができます。ピアノ屋さんの話によると、また使わなくなってピアノを売りたい時、ピアノは売れるけど、電子ピアノはなかなか売れないそうです。そして結局粗大ごみとして出すことになるそうです。その理由は、古くなったピアノはリニューアルできる調律師がいるけれど、電子ピアノはリニューアルすることもできず、みんな新しいものを欲しがるためだそうです。
さいごに
いかがでしたか?ピアノのプロを目指していないけど、楽しみで習わしている方に参考になっていたら嬉しいです。ピアノは練習あるのみ。もっと練習しないとだめですね…
応援よろしくお願いいたします!
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